私は、宅建や簿記やFPなどの資格は、今の時点では取るつもりはありません。
今は、物件取得を優先したいと思っていて、自分が取れる時間は資格取得のための時間でなく物件取得のために費やしたいからです。
例えば簿記の資格を取るために勉強をしないといけないとしましょうか。
ひょっとしたら受験勉強などと同じなのかもしれませんが、100点を取りに行くような勉強をやらないと点が取れないと思っています。
こういう試験モノって、たくさんの人が受験をして合格の人と不合格の人を分けないといけません。合格者/不合格者を区別するための難しい問題・差を作る問題までキッチリとおさえておく必要があります。なんとなーくわかってるだけではダメで、いわゆる100点を取る勉強が求められると思います。
話を不動産投資の話に戻します。
不動産投資をしていくためには、ある程度の知識は知っておく必要はあります。
簿記の話が出てるのでそのまま簿記の話で分かりやすい例でいうと、BSとかPLなんて、めちゃ重要です。投資家の頭の中は常にこればっかりなんじゃないでしょうか。金融機関に行って行員にアピールしないといけません。
BSとかPLとかって確かに簿記で勉強するような内容なのかもしれませんが、BSの読み方や書き方、PLとBSの関係とかってちょっとしたお作法であって、簿記の資格を取るような勉強(何十時間なのか何百時間なのかは知らないけど)をしなくても使えるようになるものかなと思います。ちなみに私は、簿記の勉強はやってませんが、決算書の読み方みたいな本を読む事で勉強しました。勉強というと大げさですが、少し時間をかけたら使えるようになるくらいの内容だと思います。
ようは、何を言いたいのかというと、
不動産投資上で最低限必要な知識の範囲と、
資格を取るために必要な知識の範囲って、全くイコールではないんじゃないの?という事がいいたいです。
資格を取る方がはるかに時間を費やすという意味です。
中には不動産投資をやるなら全部完璧にわかってないとダメだからイコールだろ!っていう意見の人もいると思います。私は自分が注力している分野くらいは完全に把握しとくべきですが、それ以外の分野は最低限でも十分だと思ってます。
これは個人的な意見です。
もちろん、時間に余裕がある人であったり、トコトンやりたい人はやったらいいと思います。
優先順位の話だと思います。
そりゃー細かい所まで、スミズミまでバシっと理解している人の方が良いのに越したことはないですから。
物件探しを突き進む話と、資格を取る話は、勉強する内容としては大きく同じ方向なんですが、最終的に最も注力するポイントはちょっと違うという話です。
大きく同じ方向なので、その時点でBSとかPLとか基本的なものは知ってる状態になるわけですが、100点を取りにいかないとおさえられない問題に対して労力を費やして頑張るかどうかというのが違う所だと思います。
一心不乱に物件探しをしたい人にしてみたら、そこまでやるかどうかは人それぞれ。
物件探しって本当に大変だと思います。
人によってマチマチかもしれませんが、1日あたり10分なのか1時間なのか分かりませんが、そういうのをやった上で試験勉強で何時間もやるって凄く大変じゃないですか?
その資格をとるほどではないけれども不動産投資をやる上で必要最低限の事は押さえているというのが大前提ですが、物件探しと資格を取るための勉強って別物だと私はとらえています。
ですので物件が欲しいなら、資格の勉強ではなく物件探しやそれのための取り組みを直接的に手厚くするべきかなと私は思います。
個人的な意見でした。