今日のブログは初心者向けです。特に、これから不動産投資を始めようとしている人向けです。
いい物件ってどんな物件なのでしょうか。
主に築古の話なんですが、買おうとする物件のビジュアルの話です。
たまにこれから不動産投資を始めようとしている人と話をする事があるんですが、そういう人が頭の中に描いている買おうとする物件と、百戦錬磨の投資家さんが買おうと思っている物件とで結構違いがあります。
これから不動産投資を始めようとしている人にどういう物件のイメージを聞くと、好立地で見るからに奇麗でピカピカの物件とかをイメージしている人が多いですね。
でも違いますよね。
投資家さんだったら、そういう観点とはちょっと違いますよね。
(人にもよりますが)
もちろん好立地で奇麗な物件はよいのですが、重要なのはそういう物件そのものの魅力と物件の価格とのバランスですよね。
築古の場合、リフォームをすれば見た目は飛躍的に向上します。
ですので、バリューと価格のバランスという観点では見た目がボロい物件の方が良い場合が多かったりするわけです。
もちろん致命的な欠陥があるのは論外ですが、見た目だけならなんとかなるし、そういう物件の方が利回りが高くてお得だったりするわけです。
ですので、投資家が好んで買うような物件は意外と見た目がボロボロだったりするわけです。
ボロさなどの見た目でなく、物件のポテンシャルが問われる。そしてそのポテンシャルと価格とのバランスが重要という事ですよね。
面白いですよね。
不動産投資をこれから始めようとする人と、すでにやっている人とでは、こういう物件を買いたい!って思う目標みたいなものが違っているわけですからね。
投資のフェーズによっては、利回りとか手残りとかそういうのは別の話で、ひたすら安定性が高い物件を買うというのもあるのですが、そういうのは横においておいて、
投資家の目としては、バリューと価格のバランスが一番重要だと思います。
不動産投資をこれから始めようとする人とそういう話をする中で、投資としての重要な観点を再認識させていただく事がありますね。
日々初心の気持ちを忘れず前に進めたらと思います。