専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

恐怖のメールがやってきた③

 

3月にコーキングしたばかりなのに、雨漏りするのでコーキングを打って欲しいという恐怖のメールがきた。

 

これまでの経緯を省みて、真に受けて真摯に対応するべきか悩ましい。

 

 

おばあちゃんに電話をすることにした。

 

 

私     「どういう状況なんですか?」

おばあちゃん「5月に入ってから雨の音がポタポタするようになったんです」

私     「そうですか」

おばあちゃん「いつになったらコーキングを打ってくれるんですか?」

私     「実は3月にコーキングをやってもらっているんですよ」

おばあちゃん「そうですか。コーキングでも下手くそな人がやると直らないみたいなので、やりなおしをしてほしい」

 

 

おばあちゃんは、すでに3月にコーキングを打っていたという事をしらなかったらしい。

 

 

 

私     「雨漏りの音がするのって5月が初めてだったんですか」

私     「たしか、2月に雨漏りの音がすると聞いていたので3月にコーキングを打ったというのが過去の経緯だったと思うんですが」

私     「2月の時点で雨漏りしていたんじゃなかったんでしたっけ?」

おばあちゃん「そうでした」

私     「結局、いつから雨漏りの兆候があったんですか?」

おばあちゃん「前の大家さんの時代からずっとありました」

私     「そうなんですね」

 

 

 

おばあちゃんの言っている事がコロコロ変わってきます。

雨漏りの状況も聞くたびに違っているので「ん?」って感じになってきます。

 

 

私     「つまり状況を整理すると、前の大家さんの時代(数年前)から雨漏りはあった。そしてこの3月にコーキングを行ったが症状は改善していないという事でよろしいですか?」

おばあちゃん「はい、そうです」

私     「そうですか。私が思ったのは、コーキングで直らないって事は、コーキングで防げるところ以外で漏れるようなところがあると思うんですよ」

私     「それで、そういうところを直そうと思うと、漏れの経路を調査したりと、結構大掛かりになるような気がするんです」

私     「築30年で、アパート全体がそれなりに傷んできているので、本格的に直そうとおもうと結構おおごとになるので、どうするべきか悩ましいですね。。。」

おばあちゃん「おおごとになりそうなんですね」

 

 

電話で、困ったそぶりをしていると、

 

 

おばあちゃん「今回は大家さんに雨漏りの話を聞いてもらうだけでよかったので、しばらく様子を見ますよ」

 

と。

 

おー、

様子を見ると言ってくれるじゃーありませんか。

 

雨漏りがすると言ったり、雨漏りの音だけがすると言ったり、少し支離滅裂なところがありますが、そんなに一刻をあらそうような状況ではなさそうです。

今回は外壁と内壁の間でポタポタと音がするだけで直接的な実害も無いという事で結論つける事にしました。

 

最初は今すぐ対処して欲しいというようなテンションでしたが、こちらがちゃんとおばあちゃんの話を聞いてあげると、納得してくれたようです。

 

 

という事で、おばあちゃんの雨漏り音の件は、しばらく様子を見てくれるという事で着地する事ができました。

 

結局よくわからなかったのですが当分は様子を見たいと思います。

 

今回のおばあちゃんは、真摯に話を聞いてあげるというのが重要なポイントだったのかもしれません。

 

 

 

ちょっと心配なところはありますが、メンドクサイ事にならずよかったです。

 

 

少し様子をみたいと思います。