一番、CFが出るのはどういう物件でしょうか。
長い目で見て儲かるのか?という観点は横に置いておいて、
目先のCFをいかにたくさん入手できるのかという観点でまとめてみました。
過去にブログでも触れましたが、チープなものの方がCFを出しやすいです。
特に不動産投資を始めたばかりで、お金をほとんど持っていない人はこういうところかを狙っていくというのはいわゆる王道のやり方です。
これは、物件の価格と家賃収入の間で歪が発生している事をついた投資法です。
不動産投資で儲けていくための一番根底にある概念かもしれません。
3千万円の区分を1部屋買うより、300万円の区分を10部屋買う方が儲かるって話です。
物件価格は10分の1ですが、家賃は10分の1にはならないという歪をつく投資です。
不動産投資を始めたばかりの人であまりお金を持っていない人が、いきなり3千万円くらいの区分を買ってしまう人がいます。
それ自体ひとそれぞれなんで悪くないですが、少なくともその人はこの歪は狙っていないわけですね。
ただ、こういう投資は、修繕がかかったりと、いろんなリスクがあるわけです。
そこは留意しておく必要があります。
不動産投資として、木造とか重鉄とかRCとかいろんなものがあります。
同じ理由で、チープな方が儲かりやすいというのはあてはまります。
作るための単価という意味や、ランニングコストという観点で、RCよりは木造の方が儲かりやすいです。
そういう意味で一番CFが出るのは、築古の木造APだと思います。(一棟物の中で)
もちろん、いろんなリスクは負わないといけませんがね。
不動産投資を始めたばかりの人、持たざる人は、それなりのリスクを取りながらキャッシュを貯めていくというのがセオリーです。
これから始める人は、こういうよくあるパターンを頭の片隅に入れたうえで自分の進む道を検討されたらよいかなと思いました。