専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

アパート用地の引き渡しまでの話・その11~次の住まい~

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新築アパートを建築するために、建築確認申請という最後の関門が残っている。

 

ここをスムーズにPASSさせ、年度内に竣工させるベストケースのスケジュールをなんとか推進させたい。


建築確認申請の方はどうなっているのかというと、、、
構造計算が完了し、審査機関との打ち合わせを始めたらしい。
工務店と審査機関との間でいろいろとやりとりをしながら審査を進めていくようだ。

 


とりあえず建築確認申請の審査としてはスタートしはじめたようでよかったです。
このまま順調にいけば、1か月後に審査OKの連絡が入るはず。

 

 

 

ちょうどそのころに、仲介から連絡が。

 

私 「お世話になってます。どうしましたか」
仲介「建築確認申請の方はどういう状況でしょうか?」
私 「はい、つい先日から審査が始まったようです」
仲介「順調に進みそうな見通しなのでしょうか」
私 「今のところ順調に審査が進んでいるようです」
仲介「審査が完了するのはどれくらいになりそうですか?」
私 「はい、1っか月後くらいには出ると聞いています」
仲介「わかりました。よかったら工務店に直接状況をお聞きしてもよろしいですか?」
私 「はい、大丈夫ですよ。」

 


仲介は、建築確認申請が通った後にスムーズに土地の引き渡しができるように、建築確認申請の状況を見ながら、売主が次の住まいの手はずを進めようとしてくれているようだ。そのための様子伺いのために工務店から状況を聞きたみたいだ。

 


そうなんですよ。今回は、その土地に建っている家に、いまだ売主さんが住んでいるのです。話を聞くと、まだ次のお住まいは決まっていないようです。
ひょっとしてこちらが建築確認申請がPASSして、土地の売買契約の白紙撤回が完全になくなってから、次のお住まいの探すのかな??そのあたりの情報は入ってきていない。

家探しも結構時間がかかるはずだよね。
さらに、引っ越しも必要になるので、家を空き家にするためには結構の時間がかかりそうだ。

 


ちなみに、現時点のベストケースのスケジュールはこうだ。


<ベストケースのスケジュール>
 9月末  : 詳細設計完了。構造計算完了。
10月上旬 : 建築確認申請スタート  ★いまここ
11月上旬 : 建築確認申請が完了
11月中旬 : 土地の引き渡し
11月上旬 : 古家解体
12月末  : 基礎が完了
 1月上旬 : 上棟
 3月末  : 竣工

 

 


このまま順調にいけば、建築確認申請は11月上旬に完了する見通しだ。
ベストケースでは、11月中旬に土地の引き渡しにしているが、建築確認申請が11月中旬に完了したとして、そこから売主さんが新しい家を探して購入する。そして、引っ越しをする。そうなってはじめて土地の引き渡しができる状態になる。

 

うーん、これだと11月中旬の土地の引き渡しはかなり厳しいぞ。。。。

 

ちょっと、厳しいかー。

 


 

 

 

それから1週間くらい経過する。。。

 

 

仲介から連絡が入る。


私 「どうしましたか?」
仲介「はい、売主さんの次の家の売買契約が完了しました」
私 「次の家の方もすでに動かれていたのですね」
仲介「こちらのアパートの建築確認申請がNGだった場合は、売主さんの次のお住まいの売買契約も白紙撤回になる事で契約をされたようです」
私 「こちらの特約にあわせてくれたわけですね。ありがとうございます」
仲介「売主さんの次の家の売買契約が締結されたのを受けて、その家の引き渡し日も決まりました」
私 「スケジュールが決まってきましたね。それでは土地の方の引き渡し日はどうなりそうですか?」

 

 


そうすると仲介から、思いもよらない回答が返ってきたのだった。

 

 


<つづく>

 

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