3階建てのアパート建築に必須な幅員4mの条件。
その測り方が双方でちょっぴり微妙に違っている。。。
工務店が言うには、
有効の距離と、実測の距離の2つがあって、
有効の距離というのは、隣地のブロックが越境している場合はその越境分を考慮した内側の距離。
実測の距離というのは、測量図上での距離の2種類がある。
整理すると、ここで幅員が4m必要という事なんですが、避難通路として必要な距離条件と、3階建ての建物を建てるにあたっての必要とする接道の幅員の条件があって、
工務店が言うには、
避難通路の方は、有効の距離で計測する。
3階建の幅員の方は、実測の距離で計測する。という事を言っている。
工務店の方は自信ありげに市役所に確認をしたから間違いないと言っている。
うーん、どっちなんだろう。
ただ、今回は、確定測量図での幅員(一番細い所)が4.05mで5㎝程度余裕があります。
どちらの測り方だったとしても、条件はクリアしてそうなんですが、私自身も気になっているところもあるので、実際に現地に行って、自分で見てみる事にしました。
最悪、厳しい方の測り方でクリアするんだったら問題ないでしょ、みたいな。
★本当はちゃんと条件とその計測方法は明確にしておくべきですね。(本当はアカンやり方です)
実際に測ってみると言っても、いまはそこには売主さんが住んでいるので、仲介さん経由で売主さんに、実際に敷地内に入ってメジャーで測らせて欲しいというお願いをして、実際に計測をさせてもらう事にしました。
現地に行くと、売主さんが待ちかねている。
軽く挨拶をして、売主さんの視線をビンビン感じながらメジャーで実際に計測をしてみる事にした。
幅員の一番短い所です。
お隣からのちょっとした越境物があるのだけれども、5㎝くらいの余裕があるので、越境物があったとしても4mはちゃんと確保できそうだ。
障害物込みの内側の距離である有効の距離とし4mは十分に確保できてそう。
有効の距離、実測の距離、いずれの測り方でも4mは確保できてそうです。
とりあえず一安心です。
少しもやもやしている所はあるのですが、私の中では懸念事項は無くなりました。
以下、振り返りなんですが、
完了検査時で初めて検査員が実際に計測をするという所は、勉強になりました。
そして、懸念があるとことはキッチリと自分でメジャーで測るべきですね。
十分に余裕があるので、おそらく完了検査時でも問題は発生しないでしょう。
土地の引き渡し前までに懸念事項の1つをおさえる事ができてよかったです。
~わんさんから別途フォローいただきました~
やはり有効の寸法が正解のようです。
わんさん、ありがとうございました!!
接道4m以上だけみれば道路際だけでよいのですが、仮に竿の通路部分で4mを切った場合👇️の非常用進入口がNGとなり共同住宅が建たない可能性があります。ということでやなり有効の寸法で4mはマストになります。 pic.twitter.com/9mBgsa9ont
— わん一級建築士・CMr📐 (@SyqkvoIWnrTVNeK) 2022年4月7日
<つづく>