狙いを定めている信金。
取引実績があると凄ーくいい融資条件が期待できるが、初めての取引だとかなり渋い条件になってしまいます。
リフォーム融資でも取引実績になるようだったので、リフォーム融資の審査をお願いしていたのでした。
当初、リフォーム融資の打診をした際は、50万円という非常に少額な金額がネックになるかもしれないと言われました。
信金から見ると、50万円のリフォーム代も出せないくらいの苦しい法人なのかと思われてしまうようです。
しかしながら、私は融資額の10倍(500万円)以上の預金をその信金に預けているし、融資額以上の投資信託を買うという事で、担当者から太鼓判をもらっていたのでした。
そして、信金の担当者からいよいよ電話が入ったのでした。
信金「こんにちは」
私 「お世話になってます」
信金「リフォーム融資の審査結果が出ました」
私 「どうでしたか?」
信金「融資NGでした」
私 「えー!そうなんですか」
信金「本部で融資NGになってしまいました」
私 「どういう理由でNGなんですか?」
信金「やはり、50万円という少額のお金を融資すると、資金力の無い会社だと思われてしまうようなんです」
「もしも今回、少額のリフォーム融資をしてしまうと、次のアパート融資の際にそれが足かせになってしまって融資をしにくくなる可能性があるんですよ」
「今回のリフォーム融資が本命という事ではなくて、その次につづくアパートの融資を本命に思われていると思います。ですので今回はリフォーム融資はNGとさせてください」
私 「そうなんですね」
信金「融資額以上の預金をしてもらっているので支店としては全然問題ないと判断していたのですが、本部ではそういうわけにいかなったようでした」
私 「わ、わかりました。次以降のアパートの融資は可能性はあると思っていてよろしいですか?」
信金「はい、その認識で大丈夫だと思います」
私 「ありがとうございます。短い間に融資の審査を進めていただいてありがとうございました」
信金「ちなみに、いい仲介業者があるんですがご興味おありですか?」
「利回りの高いいい物件を紹介してくれる業者があるんですが、もしもご興味がおありであれば紹介いたしますよ」
私 「ありがとうございます。興味あるので紹介していただけたら嬉しいです」
信金「〇〇〇という会社です。担当者は〇〇さんです」
・・・略・・・・
私 「ありがとうございます」
信金「それと、もしもよろしければこちらの信金の融資の審査の仕方について詳細を説明させていただく事が可能ですが、よかったらうかがいますよ」
私 「えー!それは嬉しいです。ぜひぜひお願いしたいです」
信金「いま、リフォーム融資の件で資料がまとまっているので、ちょうど今のタイミングで実際の数字を見ながら説明させていただけたら理解しやすいと思いまして」
私 「それは嬉しいです。それではお願いします」
信金「それではよろしくお願いいたします」
私 「ありがとうございます。改めて話をさっきの話に戻しちゃうのですが、今の私って次に融資がもらえる残りの枠ってまだ残っているんですか?」
信金「銀行とかだったら、資産状況から残り枠みたいなものがあるんですが、信金はちょっと計算方法が違うんですよ。ですので枠と言う考え方ではないんですよ。ちょっとややこしい話になると思いますが、融資はできるとは思いますよ」
私 「ありがとうございます。それでは次回説明をいただく時に詳しい話を聞かせてください」
そういって電話を切りました。
リフォーム融資はNGでした。
信金の担当者曰く、「ほぼほぼ間違いなく融資はイケる!」と言っていただけに驚きです。
500万円の預金を入れているの(人質をいれているのに)50万円の融資がNGだなんて。。。
「たかだか50万円くらいで、Easyに取引実績なんて作らせてやらねーぜ!」
って感じなんでしょうか。
融資の可能性はあると言ってくれているのですが、
こちらが借金まみれの体なので、
次の融資も当然無理で、こちらが残念がらないようにリップサービスをしてくれているのでしょうかね。
いや、しかし不動産の仲介業者を間髪入れずに紹介してくるという事は、まだまだ将来に融資がもらえる可能性があるという事なんでしょうか。
それと融資枠が無いと言っていた件ですが、
借金まみれでも融資はしてくれるけど、その代わり融資条件が劇悪って事なんですかね。。。それは可能性大のような気がします。保証協会を使うとかね。
とりあえず、融資の審査の詳細を聞かせてもらう事になりました。
それは大きな収穫です。
リフォーム融資はNGでしたが、5棟目の融資の可能性について核心が付ける話ができるような気がします。
5棟目は、、今の4棟目が竣工してから考え始めるつもりでしたが、
状況によっては一気に5棟目を考え始める展開になってくるのかもしれません。
今回のリフォームは融資が出そうという事で、50万円を超えるちょっとリッチな感じのリフォーム仕様を発注してしまっています。
信金の「貸すよ貸すよ詐欺」に引っかかってしまった形になってしまったので、「この野郎~!」という気分ですが、次の融資の可能性もゼロではなさそうなので次の展開を期待して進めたいと思います。