専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

アパート用地を買うまでの話・その17~契約に向けて~

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土地は2700万円で合意。
契約日はお盆休みに入る前日の1週間後に決まった。

 

そうなると忙しくなります。

 


まずは工務店とうちあわせ。

 

 

私  「あの土地の契約を1週間後に行う事になりました」

 

工務店の目の色が少し変わる。

 

工務店「そうですか。おめでとうございます」

 

私  「土地を契約するにあたって、本当に建築できるかなど、いろいろ相談や確認をさせていただく事になると思います」

 

工務店「わかりました」


私  「これまで何度も相談させていただいた内容なのですが改めて、共有地が接道なんですが建築できるんですよね?」


工務店「はい。あの共有地に関しては1つ考えがあります」

 

私  「ほー、どういう考えなのでしょうか」

 

工務店「市に要確認なんですが、うまくやればあの土地は共有地でなく、道路扱いにする事ができるかもしれません」


私  「そうなんですね」

 

工務店「できなかった場合でも、共有地のままでも建てれる方法はあるのですが、来週、役所に行って協議する予定なのでまたご報告させていただきます」


私  「ありがとうございます」

 


共有地を道路扱いに変更する事ができたら、ややこしい問題は一気に解決する事になる。
これは願ったりかなったりだ。
ただ実はこの対応は私の方でも少し調べていて、、、
ちょっと厳しそうな気がするがとりあえず工務店に期待する事にした。

 

 

日が変わり、工務店から連絡が入る。

 


工務店「こんにちは」

 

私  「こんにちは」

 

工務店「役所に行って打ち合わせをしてまいりました」

 

私  「ありがとうございます」

 

工務店「結論から言うと、共有地を道路扱いにする事は難しいようです」
工務店「道路扱いにするためには、いろんな制約事項がありまして、、、今回の案件だと道路扱いに変更するのは難しいという結論になりました」


私  「そうですか。。。でも、建築は進めれるんですよね?」

 

工務店「はい。ただし建築確認申請を出す際に、共有地を建築対象として含める形で申請を出す必要があります。」
工務店「その進め方で問題がないという事は役所の方とも合意を取る事ができました」

 

私  「共有地を建築対象に含めるというのは、どういう事なんでしょうか」

 

工務店「建築予定地は必ず接道している必要があるので、共有地を今回の建築計画の敷地の中に含めるという事にしないと許可がおりないんですよ」

工務店「もちろん共有地には建築物を建てるわけではなくそのままなんですが、書類上では共有地も建築プランに含めるという形にしておく必要があります」


私  「具体的にはどういう事になるのでしょうか」

 

工務店「隣地の方に共有地を今回の建築プランの中に含めるという事を合意していただく必要があります」

 

私  「そうなんですね。。。」

 

工務店「ただ、今建っている古家も、この共有地を建築プランに含めて申請しているおり、これまでと何ら変わりはないわけなので、今回新しく反対されるという事にはなりにくいのですがね」

 

私  「わかりました。」

 

 

共有地を道路扱いにするのは無理だったのですが、なんとかこの建築プランは進めれそうというという役所の回答をもらえたようです。

ただ共有地関連で少し隣地の方との合意事項が必要になるんですね。。。

 

 


つづいて工務店に続いて融資してくれる信金にも連絡。

 


私 「〇日に契約をする事になりました」

 

信金「そうなんですね。オープンハウ〇に勝ったのですね」

 

私 「結局、共有地は解消しないままで買う事になりました」

 

信金「凄い安い値段で買えるようになったんですね」

 

私 「はい。ところで融資審査の方はいかがでしょうか?」

 

信金「いまから本部審査にあげるので結果が出たら連絡いたします」

 

私 「わかりました。よろしくお願いします」

 


融資の方は順調に進んでるようだ。
支店承認は下りているのであとは本部審査のみだ。
融資特約ありでの契約なので、本部審査はゆっくり待つことにしよう。

 

 

契約日が決まり、各方面でそれに向かって一斉に事が動き出した。

 

 


<つづく>

 

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