専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

安売り物件の着地点

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たまに大安売りされている物件ってありますよね。

 

凄い立地に建っている物件だったり、

凄く難のある物件だったり。

 

とにかく普通の相場の値段では誰も買わないような物件です。

 

当然の事、大安売りされているわけです。

 

すごーく安かったら買ってもいいわけなんですが、

どれくらいまで安くなったら買うのかって難しくないですか?

 

 

たとえば、すごーい崖の上にある物件があったとして、

そのエリアの相場利回りが8%だったとしましょう。

 

 

当然のことながら、利回り8%で売りに出されていたら誰も買いませんよね。

 

逆に、利回り30%で売りに出されていたらどうでしょうか?

(マイナス要因の程度によりますが)

 

買いますよね。

 

 

利回り20%だったら?

相場の半値以下ですよね。

そりゃー買いますよね。

 

その利回りがどんどん落ちてくると、、、

 

15%だったら?  

買うと思う。

 

14%だったら?

まだ買うかな。

 

13%だったら?

ギリギリ買うかな。

 

12%だったら?

うーん、どうでしょう。

 

11%だったら?

微妙かも。

 

※数値は適当な数値です。数値に意味はないです。

 

という具合に、どこかで買うかどうかを判断する基準点があるはずです。

 

イレギュラーな物件の場合に、どれくらいだったら買いで、どれくらいだったら買わないと判断できる基準を作るのって難しくないですか?

 

 

ケースバイケースだと思います。

 

こういう場合は、相場利回りより〇%上で買おうとか、

また別の場合は、相場利回りより△%上で買おうとか、

その基準額を決めるのって難しくないですか?

 

 

そういう難のある物件で、大安売りされている物件はチャンスです。

たくさんの人がそういうチャンス物件を狙っています。

闇雲に異常に高い利回りを基準にするのはもったいないという話です。

 

自分の中で納得できる現実的な基準を設定して挑む必要があると思います。

 

あんまり異様に高い基準を設定してしまうと、ちゃんと検討して現実的な基準を設定している人に負けてしまいます。

 

 

という事で、そういうチャンスをものにするために、難のある物件でも即座に自分にメリットがある基準を見つける力、これは応用問題になると思いますが、そういう力が重要なんだなと思いました。