よくSNSなんかで初心者の人が1棟物を買う時に「どこの銀行がいいんですか~?」って質問をされてるのをよく目にします。
今日のブログでは、その質問に対してこのブログで勝手に真面目に回答をしてみたいと思います。
SNSでよく見る質問として、ただ1文で「どこの銀行がいいんですか?」のみで、他に何も情報がない事が多いです。
その後、○○銀行がいいよ!とか△△銀行がいいよ!とか回答を目にすることがあります。
ただ、それは間違っていると思います。
どこかの銀行をピンポイントで薦めるのは間違っていると思います。
どういう物件を買っていくかで使う金融機関が違ってくるという話がありますが、
それの1つ前に、融資が引ける金融機関がどれだけあって、それを踏まえてどういう物件をどういう物件を買っていくか、どういう順番で買っていくか・どういう順番で金融機関を使っていくかというのがあると思っています。
少し前のブログでも触れたのですが、
○○銀行だったら大きなプラス評価の物件であっても、
△△銀行だったり大きなマイナス評価になるという物件があったりします。
物件をたくさん買っていきたいとするのであれば、物件を買っていく順番というのがあると思っています。
しかしながら誰もが、全ての金融機関とお付き合いできるわけではありません。
ですので、まず自分がどれくらいの・どのあたりの金融機関とお付き合いできるかというのを把握する必要があると思います。
高属性の人しか使えない金融機関が使える人は、その金融機関を使ってしか買えないような物件を買った方がいいと思います。
例えば、りそな銀行や千葉銀行のような収益還元系の金融機関が使える人は、収益力の高い新築なんかを中心に買っていけばよいと思います。
もしも、高属性の人しか使えない金融機関が使えるのに、全く正反対の物件を逆系統の金融機関から借りてしまうと、高属性の人しか使えない金融機関が使えなくなってしまう可能性もあります。
りそな銀行や千葉銀行が使えるのに、耐用年数が超えている土地値物件をトラスト融資などで買ったりすると、それが足かせになってしまって、それ以降りそな銀行や千葉銀行が使えなくなってしまう事はあると思います。
ですので、本当であればまず最初にどういう金融機関が使えそうなのかというのを把握する必要があります。
自分で調べなくても、仲介業者に相談をしたらたいがいの業者だったら教えてもらえる事でもあります。これは利用する事もありだと思います。
ただ一つだけ注意しないといけないのは、
その業者の取り扱う物件がアンマッチしていた場合です。
例えばで言うと、りそな銀行とか千葉銀行が使える人が、築古専門の業者に行った場合とか。何も助言なく、築古を買わされるかもしれません。
とにかく、自分がどういう金融機関が使えるのか?
どういうジャンルの物件を買っていくか?
というのを整理するのが一番なんじゃないでしょうか。
具体的に使う金融機関を決めるのはそれからでいいんじゃないでしょうか。