先日、新綱島駅の駅名が決まったというニュースを見ました。
東横線の相鉄乗り入れに向けてちゃくちゃくと進んでいますね。
今回のブログでは東横線の相鉄線乗り入れに対する不動産投資の地殻変動について極めて個人的な意見を述べたいと思います。
あくまでも”1地元民としての感覚・分析”として読んでいただけたらなと思います。
<アウトライン>
・相鉄線乗り入れは、JRでなく東横線が本命
・最大のインパクトがあるのは新横浜駅乗り入れ
・東横線の終点は湘南台駅
・まとめ
〇相鉄線乗り入れは、JRでなく東横線が本命
2019年12月にJRが相鉄線に乗り入れされましたね。
地元民として盛り上げていく感じでとらえておりましたが、不動産投資という視点では大きなインパクトはなかったのかなと考えています。
一方で私の中では、JRの相鉄線の乗り入れは前哨戦であって、あくまでも本命は東横線の相鉄線の乗り入れであると私は考えています。
いろんな要因があると思いますが、1つはルート的なところがあると思います。
すでに開通しているJR乗り入れのルートはかなりマニアックなルートで、かつほとんど途中下車できないルートで都内に接続されています。かなり無理やり接続した感がハンパないです。ユーザーとして使える人はかなり限定的だと分析しています。
次の東横線はインパクトは大きいと思います。普通に相鉄沿線が現実的なルートで渋谷にアクセスする事ができるというのもありますし、接続エリアの綱島周辺の発展や新横浜の発展が期待できるというのがありJRの時よりはインパクトはあると考えています。
〇最大のインパクトがあるのは新横浜駅乗り入れ
ただし本当に一番インパクトがあるのは相鉄線乗り入れでなく、東横線が新横浜駅に接続される事だと考えています。
正直な話、相鉄線と渋谷がつながってもJRの時よりは効果はあると思いますが、人の流れは限定的で大きなインパクトはないと思っています。(すぐに相鉄線沿線が不動産投資の対象として活性化する事はないと推測)
ただ、東横線が新横浜駅につながるのはインパクトが大きいと思っています。
もともと新横浜は法人の支店が多数あり単身赴任などのニーズは高いエリアです。
一方で、都内に直接向かう路線が存在していないため、ちょっとした陸の孤島感がありました。
しかし、東横線とつながる事で新横浜の利便性が向上しエリアの価値は向上すると考えています。綱島エリアに加えて菊名と新横浜エリアは強くなると分析しています。
〇東横線の終点は湘南台駅
相鉄線乗り入れのインパクトは限定的だと思いますが、そうは言ってもブランド路線の「東横線の終点駅が湘南台駅になる!」というフレーズはインパクトあるんじゃないでしょうか。これだけでもなんだか新しさを感じてしまいます。
(実際に東横線の終点がどこになるかは検討中との事)
湘南台駅がある相鉄線のいずみの線沿線の街は老人ばかりの街なんですが、東横線からの人の流れに加えて、駅前開発などとあわせて将来的に少しずつ発展する可能性はあります。
現在、相鉄いずみ野線ゆめが丘駅(湘南台の一つ手前の駅)で駅前で大きな開発プロジェクトが立ち上がっています。駅前に大きなショッピングモールが誘致されるようです。
相鉄のHPより引用
駅前に大きなショッピングモールが誘致されファミリー向けの街になっていくる事でそういう不動産のニーズが徐々に期待できるかもしれません。(今は田んぼしかありませんが)
相鉄いずみ野線の沿線ゆめが丘駅周辺の物件は、将来値上がりするかもしれませんね。
<まとめ>
・JRの相鉄乗り入れよりは、東横線の相鉄線乗り入れの方がインパクトは大きいと分析している。
・ただ相鉄線への乗り入れよりは、新横浜駅が東横線と接続される方がインパクトは大きいのではと考える。
・まだまだ相鉄線沿線エリアは弱いと思われるが、将来的には沿線の開発などで徐々に盛り上がっていくかもしれません。まずは入り口のエリアの綱島・新横浜エリアの活性化からというところでしょうか。