専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

一国一城の主

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最近の話ではないのですが、すこし前にたくさん物件をもたれている大家さんと話をする機会がありました。

私なんかよりかなり大規模にやられている大家さんなので、いろんなお話が聞けると思ったのですが、実際に会ってみると凄く上から話をしてきます。

 

自分の投資方針の相談をしているわけでもないのに、こういう運営をしないといけないって事を言って来たり、

不動産投資をしていると誰でも知っているような極めて常識の話を、ありがたい金言のような感じで偉そうに言ってきます。

その時は、非常に腹がたってしまって、それ以上内容を覚えていません。

 

 

不動産賃貸業をしている人間として、たしかにたくさん物件を所有されている人の方が凄いなと思うのですが、だからと言って身分階層のようなものがあって、どっちが上とかどっちが下とかそういうものはないと思っています。

100棟持っている人も、1戸しかもっていない人も、どちらも同じ一国一城の主であって上とか下とかないと思っています。

 

100棟持っている人も1つの国の主ですし、1戸持っている人も1つの国の主です。

どちらも、その国を統治する1国の主ですよ。

 

1戸しかもっていない人も、胸を張って運営をしているんですよ。自分のやっている事に誇りをもって運営をしているんですよ。

 

100棟持っている人は、100棟持っている人なりに全力で運営をしているし、1戸の人も1戸持っている人なりに全力で運営をしているのです。

どっちが偉くてどっちが偉くないとか全くないと思います。

 

 

たまに、自分より物件を持っていない人でも、この人はあっという間に自分より所有物件を増やしちゃうんだろうなーみたいな人を見る事はあります。

 

単純に始めた時期が少しだけ早いから、その分たくさんの物件を持っているだけであって、始める時期が違っていたら逆の立場になることだって十分にあると思うのです。

  

そんな理由があるというのに、どっちが偉いとかどっちが偉くないとか無いと思うのです。

 

アメリカの大統領と、どこかのアジアの小さい国の代表とは、同じ立場・対等な立場なはずです。

アメリカも小さい国の代表も、どちらも一国一城の主ですよ。

アメリカの大統領はアメリカが大国だったとしても、小さい国の代表をバカにするような事をしちゃーだめですよ。

小さい国の代表でも、その国を立派に統治しているわけなんですから。

 

 

一番最初に話題にあげた人に話を戻しますが、

確かに大国から見たら自分はまだまだ弱小国ですが、これからもずっと負け続ける気は一切ありません。うまく創意工夫をしながら実力と力をつけていきいつの日か追い抜いてやるぜと心に強く思ったのでした。