専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

自己資本比率は重要

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先日、銀行の担当者から融資の考え方について話を聞く事ができました。

 

よく、BSの考え方が重要だと言われますよね。

資産超過していないと物件を買い進める事ができないという話。

 

銀行の担当者に、このさきに資産超過している状態であれば融資を受ける事ができるかという質問をしてみました。

 

すると、

1億円借金している人に1億円を貸すのと、10億円借金をしている人に1億円を貸すのは違う。資産超過しているだけではダメ。同じ資産状況だと難しい。という回答がありました。

 

踏み込んで聞いてみると、自己資産率が重要という話をされていたのです。

その銀行の目線という事だと思うのですが、自己資本比率30%くらいないと難しいという回答でした。

 

自己資本比率30%というのは、、、、
融資で1億円の物件を買う場合、自己資本を3千万円所有している。
融資で2億円の物件を買う場合、自己資本を6千万円所有している。
融資で5億円の物件を買う場合、自己資本を1.5億円所有している。
という事ですね。

 

一般的に、銀行の融資条件の中に自己資本比率の基準は含まれているものだと理解していますが、明確な制約基準にしているところもあれば、参考程度のところもあるのかもしれません。銀行によっては、物件単体で収支が回りさえずれば融資してくれる銀行もあるのかもしれません。

 

最初の1億や2億くらいの融資だと属性パワーで融資をしてもらう事ができると思いますが、5億、10億と、どんどん融資を引いていくとなると、融資に耐える事ができる体力(資金力)があるかどうかというのが重要なポイントだと思います。融資が出るかどうかという話だけでなく、(融資が出るとしても)法人の安全な運営という視点で、
それなりの自己資本比率を維持するという事は重要だと考えています。

 

裏技的なテクニックで融資をバンバンひいて規模を増やしていくやり方もありますが、
時間をかけて地道に資産を増やしていきながら、自分の成長とともに事業規模を拡大する方法が、(時間がかかる方法なのですが)一番の王道の方法なんじゃないでしょうか。

 

 

次回のブログでは、自己資本率と規模拡大について定量的な考察をしていきたいなと思います。

 

 

 

 

 

話は変わりますが、11月14日に横浜・川崎の不動産投資家さんの飲み会を開催したいと思います。締め切りは11月8日です。よかったらご検討ください。よろしくお願いいたします。

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