専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

強制執行に立ち会ってきました

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私の所有アパートで家賃不払いによる強制執行を見学してきました。

 


<これまでの概要>

去年の10月から家賃を払っておらず、
家賃3か月不払いを受け家賃保証会社主導で強制退去の手続きが始まりました。

 

以下経過です。
(基本的に私は何もしておらず管理会社と家賃保証会社が頑張ってくれました)

 

2019年12月の家賃が不払いを受け、住人に内容証明の通知を実施。
~コロナで処理がストップ~
2020年 6月裁判所での判決
2020年 9月強制執行

 

通常であれば、春くらいに裁判所での判決と強制執行が行われる予定だったのですが、
コロナで裁判所がCLOSEとなり、9月になってしまいました。

 


強制執行を前に>
初めての体験という事でドキドキしました。
住人が包丁をもって大暴れしたりしないかや、
中で首を吊ったりしてやいないかや、
別の専有人が登場してややこしいことにならないかと

どんな展開になるのかとか心配しておりました。

 


強制執行当日>
強制執行が始まる10分前にアパートに行くと、
トラックがアパートの前に止められており、
裁判所の人
法律事務所の人
管理会社の人
そして強制執行の専門の人が数名(風貌は引っ越し業者みたいな感じ)
でだいたい合計で10名くらいが、部屋の前でうろうろしていました。

私は強制執行が完全に終わるまでは、少し離れたところから静観していました。

 

時間になると、裁判所の人が何か書類を読み上げ、
それが終わると部屋のドアにノックして中に声をかけていました。
反応がなかったみたいで、強制執行の業者の人がドアに向かいものの20秒くらいで部屋が空きました。
カギがなくてもあんなに簡単に部屋が空いちゃうんですね。

 

扉が開くと、数名の人が中にドドドと入っていきました。
どうやら中には誰もいなかったようです。

 

ここで住人が包丁をもって暴れながら出てくるんじゃないかとおもったのですが、そんな事もなく、すんなりと人が部屋に入っていきます。
「中で人が死んでる!!!」って中から叫ぶ声が聞こえてくるんじゃないかとヒヤヒヤしていたのですが、そんな事もなく静かに事が進んでいるようです。

 

部屋の中と郵便受けの中に、部屋の鍵2個が入っていました。
部屋の中はからっぽで、部屋の荷物はすでに前日までに撤収していたようです。

 

5分くらいたつと、強制執行が完了し、管理会社の人以外のたくさんの人が一斉に帰りました。

 

という事で、強制撤去は5分で完了でした。
業者が持ってきていた荷物撤収用のトラックも不要だったようです。

 


強制執行後>
そこから、ようやく中を見せてもらう事ができました。
中は比較的きれいでした。
タバコも吸っていなかったので壁紙も奇麗でした。
通常のハウスクリーニングだけですみそうとの事でした。
だいたい強制執行された部屋は悲惨な状態な事が多いので、本当によかったです。

 

一点、気になる点としてトイレのドアが壊れていたところがあったくらいでした。
通常であれば住人に修理代を出してもらえるのですが、この修理は、家賃保証会社の保証外なので大家負担になるようです。

 

強制撤去という事で、もっとスリリングな展開になるんじゃないかとドキドキしていたのですが、住人不在で荷物も撤去済み。5分で完了でした。部屋の中も意外と奇麗で本当によかったです。

 

家賃や強制執行の費用も全て家賃保証会社の負担なのでほとんどダメージはゼロでした。

 

大きなトラブルになったら大変だったのですが、今回は不幸中の幸いで大きなトラブルもなく、いい経験ができてよかったです。

 

 

 

 

話変わりますが、11月14日に横浜川崎を中心とした不動産投資家さんの飲み会を開催したいと思います。よかったらご検討ください!!