「コロナショック&Xデーを生き抜く お金の守り方」著者 藤巻健史
を読みました。
有名な藤巻さんの最新の著書です。
本の内容は、「日本がハイパーインフレになるのでそれに備えましょう」という本です。
日本の経済状況を「家計」に例えると、
2020年の収支はコロナ対応もあって、年収700万円の家庭が900万円の借金をして1600万円を支出している状況。しかしすでに借金が1億1150万円の借金がある状況なのでいつ破産してもおかしくない状況。
それに備えてどうしておくべきかというのが本の内容です。
その中でも不動産に関する事もふれられていました。
不動産投資をしている人は、借金をしている人は多いと思います。
1億円の借金をしていても、その1億円は今の1億円の価値でなくななります。
借金をしている人からみると徳政令は願ったりなかったりですが、そのあたりの内容も含めてどのようにしたらよいかこの本では言及されていました。
(ネタばれなのでこれ以上は書きません)
どんな不動産を買えばいいかや、
株ならどんな銘柄を買えばいいか、という視点でなく、
それらを包含する日本経済がどういう方向に進む可能性があるのかという話で興味深かったです。
経済の話は全く知見ゼロなので、個人的な意見を述べるレベルには達していませんが、そういう視点でのバランス感覚も重要だなと痛感しました。