倒産防止共済による節税を行うかどうか検討しています。
ポイントは、赤字決算になる年に掛け金の返却をぶつける事ができるのか?というのがあると思います。
しかし、そもそものところで赤字決算になる事があるのでしょうか?
そこが一番気になっています。
新しくアパートを購入したとしても経費となるのは、購入のための諸経費だったり不動産取得税だったりで、赤字になるくらいの経費にはならないような気がしてます。
1年間に2棟アパートを購入して、その購入諸経費と2棟の不動産取得税とかが重なったら赤字になるかもしれません。
あと可能性としては、大規模修繕とかがあるのかもしれません。
ただ1棟目は新築なので、しばらくは大きな修繕は無いかな~という感じです。
2棟目は築古なので可能性はあります。しかし規模が小さいので修繕が発生してもそんなに大きな金額にはならないかもしれません。
結局のところ、赤字になるには、物件の購入や大規模修繕などの大きな出来事がいくつか重ならないと発生しないのかなと思います。
また、もしも赤字になる年があるとしても、赤字分はしばらくの間繰り越しができるので、わざわざこの共済をぶつけなくてもいいのかなと思います。
手元に残るお金は必ず税金がかかるのですが、重要なのはその税率だと思います。
課税所得は800万円を超えると税率が高くなるのですが、私の法人だとしばらくは超える事はなさそうです。
という事でポイントを整理しました。
【メリット】
・課税所得の先送りする事ができる。
・共済金の積み立て金は銀行も資産としてみてくれる。
【デメリット】
・40か月間、拠出しないと満額で掛け金が返済されない。
(その間に自由にそのお金を使う事ができない)
・むしろ変なタイミングで返済したら、課税所得が800万円を超えてしまう事もあるかも。
【気になる点】
・赤字になる事って大規模修繕とかやるくらいにならないと発生しなさそう。
・赤字になっても、繰り越しはできるので、わざわざこの共済で対応しなくてもよい。
・まだまだ課税所得は800万円を超える事はない見通し。
本質は、課税所得が800万円を超えると税率が高くなるという事に対して、
毎年の課税所得が800万円以下になるように平坦化するための手段がこの共済だという事だと理解しました。
★理解あってますか?詳しい人、間違っていたらご教授くださいませ。
(こんど、税理士さんに聞いてみよ~っと)
私の法人はしばらくは800万円を超える事はないので、この対策はやってもあまり関係ない事なのかなと思ってきました。
結論としては、当面はこの共済には入らないで、
課税所得が800万円を超えるのが見えてきたら、また検討したいなと思いました。